こんにちは!
スマライフです。
スマホ情報ブログを書きつつ、Youtubeチャンネルでも動画発信をしています。
iPhoneX~XSが突然リンゴループになってしまった場合、原因の1つとしてFace ID・近接センサーの故障が考えられます
実際に修理屋で働いている経験上システムの不具合が30%、基板の故障が40%、Face ID・近接センサーの故障が30%と言った所です。
今回は「iPhoneX~XSがリンゴループ」になってしまった時の対処法をご紹介していきます。
iPhoneX~XSがリンゴループになる理由と解決策
iPhoneX~XSがリンゴループになる理由は先ほども書いたようにシステム・基板・Face ID・近接センサーの故障が考えられます。
ある日突然なることや再起動をかけたり、アップデートをした際になることが多いです。
iPhoneX~XSシステムエラーでリンゴループになる
iPhoneX~XSがシステムの不具合でリンゴループになる理由の1つとして、アップデートの失敗が考えられます。
もしくはデータ容量一杯で使用していた際もなることがあります。
このような場合はPCを使いiPhoneのリカバリーモードから再アップデートを行いましょう。
リカバリーモードから再アップデートを行う手順は以下です。
まず電源を切る作業から始めます。
↓
・音量下げるを押す(このときすぐに離してください。)
↓
・電源ボタンを長押し(長押ししていると一度リンゴマークが付くがそのまま長押し
これで電源が切れます。
PCでiTunesを立ち上げ、iPhoneをリカバリーに入れる
↓
・音量下げるを押す(このときすぐに離してください。)
↓
・電源ボタンを押すと同時にPCとiPhoneを繋げる[音符のマーク(iTunesマーク)とライトニングケーブルが表示されるまで長押し]
↓
・PC側にiPhoneが認識されるので、アップデートを押す(間違っても復元を押さないで下さい。)
この作業でiPhoneを再アップデート出来ます。
アップデート失敗によるシステムエラーの場合は基本的にこの作業で直ります。
iPhoneX~XSの基板破損
iPhoneX~XSの基板の破損は落下や衝撃が加わったり、充電環境が悪いのが原因でなることがあります。
基板の破損の場合は上記のリカバリーモードからのアップデートでは直らず、アップデートするとエラー番号が表示されます。
これは自己解決することが出来ない為、基板の修理が出来る業者に持ち込む必要があります。
Appleの公式の修理では基板が破損していた場合、データが消えますが基板の修理を専門に行っている業者ではデータは消えません。
iPhoneX~XSのFace ID・近接センサーの故障
iPhoneX~XSのFace ID・近接センサーの故障も落下や衝撃によって起こります。
Face ID・近接センサーの部品は以下の画像の赤四角で囲った所となります。
引用:ifixit
ここが破損することによって、リンゴループになることがあります。
これはiPhone7~8のホームボタン破損によるリンゴループと似ています。
起動の段階でシステムがパーツのチェックをする時にこの部品に破損があると起動が出来ず、ループになると考えられます。
Face ID・近接センサーを外したり、交換したりすると高確率で直ります。
しかし、分解しないといけないため専門の修理業者に依頼することをおススメします。
Appleではこういった修理を行ってくれません。
ちなみにFace ID・近接センサー部品を交換するとFace IDは2度と使えなくなるので注意が必要です。
本体チップとFace ID部品の内部のチップは整合性が取られており、交換するとセキュリティーの関係上使えなくなってしまいます。
iPhoneX~XSがリンゴループにならない為の予防策
では、iPhoneX~XSがリンゴループにならない為の要望策をご紹介していきます。
システムエラーによるリンゴループ対策
まず、システムエラーによるリンゴループはアップデートの時に起こりやすいため、アップデートはしっかり本体を充電した状態でWi-fi環境が安定した場所で行って下さい。
出来ればPCからのアップデートがベターです。
電波の不安定な環境や充電不足だとアップデートの失敗を招く可能性があります。
そして、中のデータ容量を一杯で使用しないようにして下さい。
データ容量を最低でも5GB以上は余裕を見ないと起動できるだけの容量が無く、リンゴループになってしまう可能性があります。
基板の破損や部品破損によるリンゴループ対策
これに関しては落下や衝撃によるものが殆どなので、落としたりぶつけたりを極力しないようにするしかありません。
iPhoneはデザインがよく、裸で使う人も多いですがケースを付けてガラスフィルムなどをしっかり付けて衝撃対策をするに越したことはありません。
万が一の為にバックアップは必ず取るようにしましょう!
こういった故障はある日突然やってきます。
私も修理屋で働いていて、同様の問い合わせをよく受けます。
日頃からバックアップを取っていれば、最悪データだけは保持出来ます。
端末は変えがききますが、データはききません。
万が一の為に備えて、日頃のバックアップは怠らないようにしましょう!
そして、壊れた時には下記のような電子機器専用の保険サービスなどを使用すると最大10万円まで修理費用が戻って来ます。
このような保険に入り壊れた時の端末修理費用を安く済ませ、バックアップを取ってデータにも保険をかけるようにしましょう!