毎年新製品が発表されるiPhone。
Apple製品の信者は毎年、新製品に乗り換えをしていることでしょう。
しかし、iPhoneには壊れやすい機種があるのをご存知ですか?
恐らく、毎年iPhoneを買ってきた人は壊れやすい機種に当たっているかと思われます。
長年修理屋をやってきた私が「壊れやすいiPhoneの機種と購入時の注意点」についてご紹介!
メジャーチェンジされたiPhoneは壊れやすい
iPhoneは2年に1回のペースでメジャーチェンジされます。
この、端末の仕様が大幅にチェンジされるタイミングというのは壊れやす機種が多いのです。
なので、iPhone6,7,Xは壊れやすい機種に含まれます。
理由についてですが、これはどんな製品にも言えることですがメジャーチェンジされた時というのは大きく仕様が変わる為、製品自体が安定しないのです。
車とかでも新しく出たモデルというのはよくリコールになったり、故障が多くなります。
これは様々な製品で昔からあることです。
iPhoneも例外ではなく、仕様が大きく変わるタイミングというのは不具合が多く出てしまいます。
iOSとかでもそうですよね?
iOS11からiOS12に変わるタイミングというのはソフトの不具合が多く出ます。
そこをユーザーからのフィードバックを受けて、少しづつ修正をしていき安定したバージョンへと変わっていきます。
では、上記の機種別でどのような不具合が多くあるのかを見ていきましょう!
iPhoneの壊れやすい機種別の不具合について
では、メジャーチェンジのタイミングで発表されたiPhone(6/6P,7,X)の機種別の不具合について見ていきましょう!
公に発表されているものから修理屋にしかわからない不具合までをご紹介!
iPhone6/6Pの不具合について
iPhone6/6PはそれまでのiPhoneと違い画面が大型になりました。
この時期はiPhone6勢とiPhone5,5S勢でどっちのデザインがいいか!ってよく議論されものです笑
iPhone6/6Pが発表された時期によく言われたのが本体が曲がりやすいということです。
これはAppleも公式に認めており、本体のフレームに加工が容易なアルミニウム6000番台が使用されていたことが原因です。
本体が曲がることによって基板が変形し、タッチ病と言われるiPhone6/6P特有の故障を引き起こします。
直しても何回も再発するため、お尻のポケットとかにiPhoneを入れないように注意喚起されました。
次期モデルのiPhone6S/6SPではアルミニウム7000番台が使用されこの問題は解消されました。
そして、iPhone6/6Pは画面が割れやすいのも問題です。
これは本体と画面が爪でかかっているだけなため、振動や衝撃に弱くなっています。
しかも、iPhone5/5Sみたいにフレームに完全に画面にハマっている訳ではなく、側面が湾曲しているため画面の端から割れやすくなっています。
iPhone6S/6SP以降は画面と本体が両面テープで止められており、クッション性が生まれ画面が割れにくくなりました。
iPhone7以降はそのテープが防水性能の役割を果たしています。
iPhone7の不具合について
iPhone7は歴代のiPhoneの中で最も不具合が多い機種となります。
まず、一番大きな問題は圏外病です。
これは以前スマライフでも記事にしました。
使用していると突然、電波を拾わなくなり圏外表示のまま通信が出来なくなります。
最後にはリンゴループになり文鎮化するという最悪な不具合です。
これはAppleが正式認め、リコール対象となりました。
一度なってしまうと修理で直すもの難しいため、本体交換となります。
さらにiPhone7は本体基板に多くの問題を抱え、急にリンゴループになったり起動が全く出来なくなってしまう不具合が多いです。
なので特殊な症状で修理に持ち込む人が多く、部品交換で直らないことが他の機種に比べて圧倒的に多いです。
さらに、iPhone7以降の機種はホームボタンが破損すると起動が出来なくなるという謎仕様が生まれました。
iPhone7Pはホームボタンの破損で起動しなくなるのは同じですが、基板自体はiPhone7に比べて壊れにくいです。
圏外病もiPhone7のみの不具合です。
なので、iPhone7を持っている人はデータだけでも守れるようにこまめなバックアップを忘れないで下さい!
iPhoneXの不具合について
iPhoneXはディスプレイに不具合を抱えています。
落下などの衝撃を与えていなくてもディスプレイモジュールが不具合を起こし、タッチが効かなくなるという症状が発売された当初多く見られました。
これもAppleが公式に認め、無償修理を行っています。
iPhoneXからはiPhone初の有機ELディスプレイが搭載されたため、それが要因になっていると思われます。
そして、この有機ELディスプレイは非常に衝撃に弱く落下すると画面がすぐに映らなくなったりディスプレイに緑色のラインが走ってしまったりなど、構造上脆くなっています。
iPhoneXS/XS MAXも同じような症状が見受けられますが、iPhoneXに比べて激しい壊れ方をしている事例は少ないです。
やはりiPhoneXの有機ELディスプレイパーツに問題があるのでしょう。
そして、iPhoneXは基板が2層構造となり小型化されました。
それにより、基板の破損も他の機種に比べて若干多いように見られます。
起動不良になってしまう原因の殆どは基板に搭載されてあるチップの破損となります。
iPhoneXもiPhone7と同様にこまめなバックアップを忘れないで下さい!
メジャーチェンジされたiPhoneを購入する時の注意点
次回のメジャーチェンジは今年の発表されるiPhoneとなります。
もちろん、必ずしも不具合が多いとは言い切れませんが、新機能が多く搭載された場合は注意が必要です。
購入時の注意点としては発売されてすぐの購入は我慢し、ある程度人柱が集まってから様子を見て購入するのが賢明でしょう。
もしくは翌年のiPhoneを待つかです。
もし、すぐに購入したい場合はApple Care+にしっかり入っておくか、もしくは次に紹介するモバイル保険へ加入することをおススメします!
iPhoneの修理も実施タダ!モバイル保険はおススメ!
スマライフでは過去にモバイル保険について記事を書いています。
保険の勧誘みたいにはなりますが、このモバイル保険は本当におススメです!
iPhoneの修理も全てこの保険に加入をしていれば実質修理代は無料となります。
現在iPhoneXS/XS MAXまでのほぼ全機種のiPhoneに対応し、恐らく今年発売されるiPhoneも対応することでしょう!
モバイル保険に加入すると月額700円で1台の端末を年間10万円まで保証されます。
さらに+2台端末を副端末として登録でき、そちらは年間3万円まで保証されるサービスとなります。
最新のiPhone(特に有機ELディスプレイが搭載されてあるモデル)は修理費用がかなり高額です。
iPhoneXSを専門の修理屋で画面を修理した場合、平均的に5万~6万円かかります…笑
その他の修理もやはり最新機種というのはどうしてもパーツの入手は困難なため、高額になってしまいます。
なので、最新機種を購入する場合はApple Care+もしくはこのモバイル保険への加入をおススメします!
万が一修理不可だった場合でも最大25000円を補償してくれます!
(端末の購入金額や修理内容にもよります。)
様々な修理に対応可能なので、入って損はないでしょう!
スマートフォン/ガラケー/ノートPC/タブレット/ゲーム機/Bluetooth機能搭載ヘッドフォン・イヤフォン・スピーカー/スマートウォッチ・スマートグラス/ワイヤレス キーボード/ワイヤレス ペンタブレット/ワイヤレス プロジェクター/ルーター・モバイルルーター/WiFi機能搭載テレビ/メディアストリーミング端末/デジタルカメラ・ビデオカメラ・一眼レフカメラ・ウェアラブルカメラ(WiFi・Bluetooth機能搭載)/カーナビ/ドライブレコーダー/ワイヤレス走行距離計/無線機器・トランシーバー/ワイヤレストランスミッター/Bluetoothレコーダー/Bluetooth体重計・血圧計/Bluetoothなわとび/Bluetooth放射線測定器/ワイヤレス 魚群探知機/ワイヤレス セキュリティカメラ/ワイヤレスLED/ワイヤレスマイク/・・・などなど
~月額700円で年間10万円まで端末を保証~
もし、今年のiPhoneを購入予定の人はよく検討してから購入して下さい!
そして、万が一のために保険への加入は忘れないようにしましょう!