こんにちは!
スマライフです。
スマホ情報ブログを書きつつ、Youtubeチャンネルでも動画配信をしています。
今回はiPhoneXのバッテリーを自分で大容量に交換する手順を記事にしていきます。
iPhoneXは発売されてから2年以上経つので発売当初に買った人はそろそろバッテリーの交換時期に入っているはずです。
交換する方法はいくつかあるので、そちらも紹介しながら「自分でiPhoneXのバッテリーを交換する場合」の手順についてもご紹介していきます。
・iPhoneのバッテリーが劣化すると何が起こる?
・iPhoneXのバッテリー交換をするにはどの方法がオススメ?
・iPhoneXのバッテリーを自分で交換する方法
iPhoneのバッテリーが劣化すると何が起こるのか?
交換方法を説明する前に
「iPhoneのバッテリー劣化が起こると何が起こるのか?」
について見ていきたいと思います。
バッテリーが劣化するとパフォーマンスが落ちる
iPhoneは設計上バッテリーが劣化すると端末のパフォーマンスを落とすようになっています。
これはAppleの公式WEBにも記載があります。
全ての機能のパフォーマンスが落ちる訳では無いですが、そこまで使用に必要が無い動作のパフォーマンスが落ちます。
急なシャットダウンを防ぐためにシステム側が制御しているような形となります。
設定→バッテリー→バッテリーの状態からバッテリーの最大容量が確認でき、そこに表示されている容量がおおよそ80%前後になってくるとパフォーマンスが低下する恐れがあります。
2年前後で80%程となるのでそのタイミングでバッテリー交換や機種変更をする人が多いのです。
では、バッテリーが劣化した状態で更に使用をするとどのようなことが起こるのでしょうか?
起動不良などの致命的な故障に陥る
劣化したまま使用を続けると電源が入らなくなる等の致命的な故障に繋がる恐れがあります。
バッテリーが完全に破損、劣化してしまい端末に電力を供給できなくなっている状態です。
もちろんバッテリーの問題であればバッテリーを交換すれば再度起動することは可能ですが、急に端末が使えなくなっては非常に不便ですよね。
なので、そうなる前に交換が必要なのです。

iPhoneのバッテリーを交換する方法や場所
iPhoneのバッテリーを交換する方法は3つあります。
Appleや正規プロバイダーで交換してもらう
Appleではバッテリーの交換プログラムを実施しています。
比較的安い値段で行ってもらえますし、時間も混み具合や在庫状況によってはその場で行ってくれるとのことです。
ただ、端末に損傷(画面割れや背面割れなど)があった場合は行ってもらえず、あとバッテリーが劣化し起動ができない状態でも修理は行ってくれません。
基本その場ですが、やはり混んでいると数日かかってしまったりする場合もあるのでもっと気軽に交換したい場合は以下の方法があります。
非正規修理業者に依頼をする
非正規修理業者とはその名の通り正規店以外のスマホ専門修理業者のことです。

このような業者は街中に多数あり、基本即日でデータも消さずに修理を行ってくれます。
私もこのような修理業者で働いているのですが、iPhoneのバッテリー交換なら1時間程で完了します。
画面に損傷があった場合は受け付けてくれるかは分かりませんが(iPhoneが画面から分解のため)、基本他の損傷があってもバッテリー交換は受け付けてくれます。
起動ができない等のトラブルも修理が可能ですので、Appleなどの正規店で取り扱ってもらえなかった故障がこういった修理店に流れてくるイメージです。
では最後に本日の本題
iPhoneXのバッテリーを自分で交換してみた
では、最後の方法「自分で交換する場合はどうするのか?」について書いていきます。
まずは方法を説明してからリスクについても書いていきたいと思います。
iPhoneXのバッテリーを自分で交換してみた
では、iPhoneのバッテリーを自分で交換していきましょう。
まず、交換する前のバッテリー容量がこちら
最大容量が86%となり、減りも早く感じてきている頃です。
ここから分解をしていきます。
下部の星ネジを取り、パネルを開けていきます。
パネルを開ける際は画面を壊さないように作業はかなり慎重に行わないといけません。
やったことがある人なら簡単にできると思いますが、初見でする人はここが一番難しいと思います。
画面がこのように正面右側に開くので、画面のコネクターやバッテリーのコネクターが差さっているシールドのネジを外していきます。
外したらバッテリーのコネクターを先に外すようにして下さい。
本体と画面が分離できたらバッテリーを本体から外していきます。
バッテリー下部に2つ、上部に1つの両面テープで固定されているので、ピンセットを使用して巻き取るか背面をドライヤーで温めてヘラでバッテリーを外していきます。
バッテリーの下にはこのようなケーブルが多数通っているので、この線も切らないように注意が必要です。
ここから取り寄せたバッテリーを取り付ける前にしっかり充電できるかの動作確認を行っていきます。
ちなみに今回使用したバッテリーはこちら
・iPhone X専用 交換用大容量バッテリー(3000mAh)
仮付で充電確認と最大容量を見ていきます。
最大容量は交換した段階で表示されない場合がありますが、10%程充電すると計算され問題なく表示されることが殆どです。
動作確認が終われば本体にバッテリーを取り付けていきます。
バッテリーに付属のシールを貼り付けていき、コネクターの位置をしっかり本体にハマるように調整して圧着していきます。
次に防水テープも貼り付けます。
最後に元通りに組み立ててバッテリー交換は終了です。
今回大容量バッテリーを使用しましたが、正直バッテリーの容量はバッテリーに搭載されているコンピューターチップでごまかしがきくので、本当に容量アップ品がどうかは分かりません。
なので、過度な期待はせず前よりは持ちが良くなると考えておきましょう。
自分でバッテリー交換をするリスク
では最後にバッテリー交換を自分でするリスクについてお話していきます。
私は修理屋で働いている経験からバッテリー交換は容易に行えますが、やはり初見ではある程度リスクが伴います。
・バッテリーを外さずに誤って作業をしてしまう
・分解時、画面や他のパーツを破損させてしまう
などバッテリーを交換する時に他のトラブルに陥ってしまう可能性があります。
なので、可能であれば専門の修理業またはAppleのリペアサービスを利用するのがベストです。
もし、自分でやる場合はしっかり下調べをして壊さないように慎重に作業をしましょう。
そして、やる場合はあくまで自己責任でお願いします。
✔︎スマライフのYoutubeチャンネルでもiPhoneXのバッテリー交換の手順を詳しく解説しています。興味のある方は是非そちらもご視聴下さい!