こんにちは!
スマライフです。
スマホ情報ブログを書きつつ、Youtubeチャンネルでも動画配信をしています。
お使いのiPhoneが熱くなって発熱することはありますか?
実はiPhoneの発熱問題は全ての機種で見られます。
異常なまでの発熱は本体を壊してしまう可能性もあり、危険な状態です。
今回は修理屋で働いている私が、「iPhoneが発熱する原因」と「発熱した時の対処法」をご紹介していきます。
iPhoneが熱くなる(発熱)する原因
iPhoneが発熱する原因はいくつかあるので、順番にご紹介してきます。
iPhoneのバッテリー劣化による発熱
iPhoneのバッテリーは約2年で劣化してしまいます。
iPhoneのバッテリーが劣化すると、減りが早くなるだけでなく、本体を発熱させてしまう可能性があります。
これは充電の頻度が増えるために起こります。
充電の頻度が増えるとそれだけ、本体の発熱が増えるためそれが主な原因です。
しかも、熱によってバッテリーが更に劣化するため、悪循環になってしまいます。
ソフトウェアアップデートのよる負荷の増加
iPhoneのiOSをアップデートしていくと、古い機種は基本OSによって負荷が増加してしまいます。
OSは基本的に最新の機種に合わせて作られるので、機能面の増加などによって古い機種ではどうしても負荷がかかります。
原因はCPUの稼働率が上がるため、本体のメイン基板が熱くなってiPhone全体が発熱してしまいます。
僕の体感では3世代ぐらいの前のiPhoneに最新iOSを入れると、負荷が大きくなり状況によっては発熱してしまうことが多いです。
あとは、負荷のかかるゲームなどで遊ぶと当たり前ですが、本体が発熱します。
これに限っては仕方ないことなので、改善するには新しい機種に変えるしかありません。
iPhoneの本体メイン基板の劣化や破損
修理屋で働いているからこその知識ではあるのですが、本体のメイン基板が劣化したり、破損したりすると発熱してしまいます。
この場合の発熱はかなり温度が高い場合があり、触れると「熱っ!」となってしまう程の温度になることもあります。
基板の破損は日々の落下や衝撃によって起こります。
あとは水没している端末なども発熱量が大きい傾向にあります。
こうなると直々に電源が入らなくなったりなどの、トラブルに繋がる可能性があるので、すぐにバックアップを取って機種変更をした方が良いです。
このようにiPhoneが発熱する原因は主にCPUにあります。
iPhoneに限らずタブレットやパソコンでもそうです。
なので、CPUになるべく負荷をかけないことが発熱を避ける手段となります。
iPhoneが発熱した時の対処法と絶対にしてはいけないこと
では続いて「iPhoneが発熱した時の対処法と絶対にしてはいけないこと」いついて
iPhoneが発熱した時の対処法と予防策
iPhoneが発熱した際の対処法は1つで、一度操作を中止して可能であれば10分程度電源を落としてください。
たまにクルーダウンするアプリなどもありますが、返って負荷を増やしてしまい逆効果の場合があります。
タスクを全て終了したり、省電力モードもあまり効果が無いので、一旦操作を中止してiPhoneへの負荷を極力減らすことが重要です。
分厚いケースを付けている人はケースを外し手もあります。
発熱しないための予防策としては、充電しながらの使用は避けて、負荷のかかるアプリを長時間使用しないことです。
充電しながらの使用は先ほども書いたように、本体の発熱量が通常に比べて増えるため、バッテリーの劣化などにも繋がります。
充電する時は充電、使用する時は充電器からiPhoneを取り外してから使用するようにしましょう。
それがめんどくさい方はワイヤレス充電を使用すれば、充電と使用をしっかり分けれます。
いちいち充電器に挿してしまうと抜くのが面倒なので、ワイヤレスがオススメです。
バッテリー交換も視野に
本体の発熱はバッテリー交換で改善する場合もあります。
バッテリーが劣化すると充電回数が増えるため、それを防ぐには交換しか方法はありません。
あと、バッテリーが劣化するとパフォーマンスが下がるため、それに伴って正常な電流値が流れず本体が発熱する場合もあります。
2年以上バッテリーを交換していない場合は交換するようにしましょう。
iPhoneが発熱した時に絶対にしてはいけないこと
iPhoneが発熱した時に思わずやってしまうことが、「冷蔵庫や保冷剤で冷却する」ことです。
もちろん、温度は下がりますがiPhoneの内部が発熱して、外側から急激に冷やしてしまうと内部が結露して水没などのトラブルに繋がる恐れがあります。
急速な冷却は本体を故障させてしまうリスクがあるため避けてください。
あとは水で冷やす行為もNGです。
最近のiPhoneには高い防水性能がありますが、本体のフレームの損傷やその他損傷を起こしていると、簡単に水没してしまう可能性があります。
防水性能があるからといって、水で冷やす行為は止めるようにしましょう。
あとは、熱い車内などの周りの環境温度が高い場所に放置するのも良くありません。
iPhoneが原因では無い熱を帯びてしまうので、しっかり自分のポケットや鞄で保管するようにしましょう。
まとめ
iPhoneの発熱は本体の寿命を短くする原因にもなります。
なので、なるべく発熱しないように予防することが重要です。
ただ古い端末になると、どうしても本体に負荷がかかってしまうため発熱は仕方ない部分もあります。
iPhoneが常に異常に発熱している場合は、すぐにバックアップを取って機種変更をするようにしてください。
適切な対処を行い快適なスマライフを送ってください!