「最新のスマホが欲しいけど高くて買えない…」
「中古端末なら安く買える!」
と思い、中古のスマホに手を出す人は多いでしょう。
しかし…
ちょっと待ってください!
中古のスマホを買う前に何点か気をつけなければならないことがあります。
これを知らずに買ってしまうと絶対に後悔します。
今回は「中古端末をあまり買わない方が良い理由と買う際の注意点」をご紹介!
中古のスマホは本体劣化が確実にある
中古品というのは数か月ないし数年は使用されてきたものです。
なので、本体の劣化は必ずあります。
では、実際にどういった所が劣化しているのでしょうか?
中古スマホの注意点1:バッテリー劣化
これはもう確実にあります。
前の所有者が売る前に交換してれば大丈夫ですが、まず無いでしょう。
バッテリーの耐久年数は約2年です。
2年経ったスマホのバッテリーは元の80%程まで容量が低下しています。
中古端末自体が大体2年程使用して、売られることが多いので確実にバッテリーは劣化してるでしょう。
購入後交換するのも手ではありますが、やはり費用がかかるのでそこも含めて判断しましょう。
中古スマホの注意点2:液晶劣化
スマホの液晶も劣化します。
特に有機EL液晶(iPhoneX以降やGalaxyシリーズに搭載されてある液晶)は経年劣化で焼き付きが起こりやすく、使用年数が長い場合は注意が必要です。
通常の液晶も有機EL程ではないですが、黄ばんだり液晶の一部が黒くなったりなどの劣化を起こすので購入前は液晶の映り具合を白い画面で確認した方いいです。
液晶も交換することが可能ですが、バッテリーより費用が高く結局中古を買った意味が無くなるかもしれません。
中古スマホの注意点3:内部基板の劣化
内部の基板も経年劣化を起こします。
基板の劣化の原因は年数や衝撃や振動によって部品がダメージを受けることで起こります。
基板が経年劣化を起こすと突然起動が出来なくなったり、機能に障害が出たり(電波を読み込まなくなったり充電が出来なくなったりなど)する可能性があります。
さらに劣化はしてなくても、水没などの水濡れ反応が出ている可能性もあります。
売った人が水没に気づかずスマホを売却している場合もあり、水没は本体を分解しないと基本的に分からないので、買い取る人もそこまでは検品が出来ません。
水没してるとスマホの寿命は極端に短くなり、最後はショートや部品の腐食で起動が出来なくなります。
こればかりは売る側の自己申告になるので、避けようがありません。
などなど、中古のスマホは確実に部品が劣化してるので壊れてしまうと修理費用が重んで安く買った意味が無くなる可能性があります。
中古のスマホを買う際の注意点
それでも安さには変えられず、中古品でもいいから欲しい人は以下の注意点をよく把握してから購入して下さい。
お店で実物を見て、触って買う
今やネットでも多くの中古端末が出回っていますが、やはり安い買い物ではないので現物を自分の手で触って見て買うのが一番です。
中古を販売しているお店は基本的にランク付けをしています。
大体Aランク~Cランクの間でランク付けされます。
Cランクは本体の損傷(傷など)が多いものとなり購入はあまりおススメしません。
買うのであればAランク品をおススメします!
可能であれば「ほぼ新品」「新古品」などの殆ど使われていない物を買って下さい。
ある程度使われているものであれば商品の状態が書いた用紙をしっかり確認し、使用年数や本体に不具合が無いかを当たり前ですが確認して下さい。
安さに釣られてダメージを受けた中古端末を買うのはNGです。
ネットで買うならお店から出品されているものを買う
近くに中古端末を販売してるお店が無い方はネットで買うことになると思いますが、ネットで買う場合もお店から出品されているもの、もしくは中古端末販売店の公式サイトから買うようにして下さい。
正直、個人で出品されている方から買うのが一番安いですが安いさ上のリスクがあります。
例えば、iPhoneであればアクティベーションロックがかかっていてそもそも端末が使用出来なかったり、ネットワーク利用制限がかかっていたり、しっかり検品をしておらず不具合があったりなど。
これらの症状が購入してから確認されても返品に時間がかかったり最悪の場合、返品不可と言われる場合もあります。
お店からの出品の場合は保証が付いてるので基本的に大丈夫です。
このお店側の保証期間が非常に重要です。
万が一、買ってからすぐに不具合が出た場合でも返品・交換対応をしてくれることが殆どです。
個人の場合はある程度時間が経つと返品・交換はほぼ不可能です。
なので中古端末は極力、お店から買って下さい!
中古端末の市場はこれから加速する!
昨今のスマホ本体価格の向上などを見ても新品で買うのが難しいスマホが多く存在します。
高くて手が出せない人はミドルスペックの格安スマホを新品で買うかハイスペックの端末を中古で買うかのどちらかになります。
中古端末は上で紹介したように本体劣化を考えると購入を躊躇してしまうこともありますが、市場自体は端末価格向上を理由に加速しています。
なので、購入する時は上で書いた注意点をしっかり確認し修理をしなければならないことを前提にしておいた方がいいです。
車でもそうですが、中古車というのは車検やその他修理費用が新車より高くついてしまいます。
スマホでもそうです。
購入する時は安いですが、その後のメンテンナンス費用はどうしても重みます。
なので、その辺も含めて中古端末を買う時は注意して下さい!
✔スマライフのYoutubeチャンネルにてバッテリーについての動画があるので、是非ご視聴頂ければと思います。