こんにちは!
スマライフです。
スマホ情報ブログを書きつつ、Youtubeチャンネルでも動画配信をしています。
先日、スマライフのYoutubeチャンネルにYoutubeから著作権侵害の通知が届きました。
全く身に覚えが無く、立て続けに3件程の侵害警告が来てしまい、なんの問題もないはずなのに最初は意味が分からず、戸惑ってしまいました。
色々調べると中々面倒な不正侵害だったことが判明したので、今回は「Youtubeから身に覚えの無い著作権侵害の通知が来た時の対処法」をご紹介していきます。
Youtubeから著作権侵害の通知が来た経緯
先月の初旬ぐらいに1通のメールがYoutubeから来ました。
最初は「えっ著作権侵害していませんけど…??」と思い、このメールを完全に無視していました。
しかも、侵害通知をしてきたのが海外の知らない企業か人か分からない所からされていました。
一旦、無視して勝手に解決しているパターンもあると聞いたので、このままフル無視し様子を見ました。
すると1週間後ぐらいに
また同じようなメールが再度来ました。
この主張を行ってきた所は全て「RouteNote」と呼ばれる謎の団体からでした。
全て過去の動画で結局この後も1通来て、合計で3通来ました。
YoutubeStudioを開くと、「著作権侵害によりYoutubeの収益化はされますが、収益は著作権者に入ります」みたいな文章が書かれており、さすがにまずいと思ったので、異議申し立てをすることに。
Youtube側に著作権侵害についての異議申し立てを行う
ちなみに今回、著作権侵害を受けた部分として、いつもスマライフの動画のラストで使用している音源が引っかかってしまいました。
この音源は動画編集ソフト「Fimora9」の中にデフォルトで入っている著作権フリー音源の「DRIFT」となります。
まず、このFimora9の中の音源が本当に著作権フリーなのかを調べていきます。
著作権侵害を受けた楽曲などが本当にフリー音源なのかを調べる
まず、侵害を受けた時に必ず「本当にフリー音源なのかどうか?」を調べるようにしてください。
ここで著作権者が音源を著作権フリーと認めていなかった場合は、異議申し立てが当たり前ですが通りません。
今回、Fimora9の音源ということで公式サイトや他の使用者の情報を調べ、音源はYoutubeなどの個人使用に関しては著作権フリー(広告収入を得てても大丈夫)と判明しました。
企業など(例えば企業案件など)で使用するのはビジネスプランで無いとNGとのことで、少し判断が難しいですが、ひとまず情報によると個人使用は問題ないとのことでした。
念の為、Fimora9を製作している(株)ワンダーシェア社にも問い合わせた所、以下の回答が来ました。
このような心強い回答が来たので、ここからYoutubeを通して侵害通知をしてきた相手側に異議申し立てをすることになりました。
著作権侵害の異議申し立てをする
異議申し立てについてはYoutubeStudioに侵害通知が届いているので、そこから手順に沿って行っていきます。
申し立てをする前に「不正な申し立てをした場合、チャンネル削除になる可能性があります」と警告があるのですが、絶対侵害をしていない自信があればこのまま進めても大丈夫です。
侵害しているのに不正に申し立てをした場合は、チャンネル削除などのリスクがあるので注意してください。
少しビビりましたが、このまま異議申し立てをしていきます。
基本的に手順に沿って行っていくのですが、理由の箇所はかなり細かく書いたほうが良いです。
音源の著作権を持っている旨などを事細かく説明しました。
もし、可能であれば著作権の証明書などを音源を所持している方や、企業に発行してもらうと良いです。
確実な証拠を相手に見せれるように準備していきましょう。
今回は、一旦文章のみで申し立てをすることに。
とりあえず、3つとも全て異議申し立てを行い、回答を待つことに
Youtubeから返信が数日で返ってきました
嘘やろ……
となりましたね。
まさかの証拠不十分といった回答が来てしまいました。
あれだけ詳しく説明したのにこの結果には驚きました。
著作権の証明書を発行する前に、一旦文章だけで送ったのがまずかったのかと思い、再度ワンダーシェア社に証明書の発行をお願いすることに。
少し時間がかかるとのことでしたので、その間相手に収益化を奪われながらも待つことになりました。
その後、数日待つと
再度、Youtubeから連絡が来て、再申請をする前に動画に対する著作権侵害の申し立てが撤回されたとの通知がきました。
理由は不明ですが、Youtube側が判断し撤回された可能性もあります。
何はともあれ無事解決しました。
収益化も戻ってきて、これで一安心です。
✔︎スマライフのYoutubeチャンネルにて今回の件について詳しく解説しています。
不正侵害が他のYoutubeチャンネルでも
今回のような著作権の不正侵害が他のYoutubeチャンネルでもあるようで、調べるとこの「RouteNote」はContent ID を登録して自社の著作物として権利収入を得ているとのことでした。
不当にYoutube側に権利主張を行い、そのまま他人の広告収入を奪い取るという最悪の商売です。
しかも一旦取り下げてもまた主張してきたり、自主制作の曲でさえも自社の著作物として主張してくる時もあるそうです。
しかし、殆どの場合は今回のようにしっかり証拠を持って異議申し立てを行えば、取り下げを行ってもらえます。
著作権が微妙な曲を使っていると万が一、こういったことがあった場合、申し立てができない場合もあるので、Youtubeをこれからしたり今現在チャンネルを持っている方は必ず著作権フリーの音源を使用するようにしましょう。
今回のような不当な侵害があった場合は落ち着いて対処すれば、問題なく解決されますので、もし「RouteNote」という所から著作権の主張が来た場合は、是非この記事を参考にしてみてください!