こんにちは!
スマライフです。
スマホ情報ブログを書きつつ、Youtubeチャンネルでも動画配信をしています。
今回はフリマアプリでiPhoneの中古端末を買う時の注意点を記事にしていきます。
フリマアプリで有名所はメルカリ・ヤフオク・ラクマあたりです。
こういったフリマアプリは個人出品がされているため、他のネットショップや店頭での販売価格より安く出されていることがあります。(特にジャンク品と言われる端末)
安く買えるメリットはありますが、それなりのデメリットもあります。
今回、実際にフリマアプリで格安で出品されているiPhoneXを買って状態を確認しながらフリマアプリで購入する時の注意点を書いていきます。
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリは何故iPhoneが安い?
先ほども書いたようにヤフオクやメルカリ等のフリマアプリは個人出品が可能な為、店頭販売の端末より安く出品されています。
価格設定が誰でも簡単に出来るのと、個人間のやり取りなのでかかる手数料は出品手数料ぐらいです。
お店だと事業としてやっているのでお店の利益や人件費、端末を正確に動作確認をしたりクリーニング作業など一台を出品する検品の手間や経費が個人出品とは違います。
なので、フリマアプリでもストア出品と個人出品とでは値段に差が出るのです。
もちろん、個人出品でもしっかり検品をしてる方も多いです。
フリマアプリで個人からiPhoneを買うメリット
フリマアプリで個人から買うメリットはただただ”安い”ということに限ります。
しっかり継続的に出品されている出品者で評価がある程度高い方だと安心して中古端末を安く買えます。
特にiPhoneは中古市場でも値崩れがしないことが多いので、中古販売業者から買うとある程度値段はしますが、個人の出品が可能なフリマアプリだと相場より安い掘り出し物を買える可能性もあります。
フリマアプリで個人からiPhoneを買うデメリット
メリットが”安い”ということだけにデメリットも多数あります。
やはり相場より安く出品されている端末は不具合がある可能性もあり、しっかりと不具合を商品説明に書いてくれる出品者もいれば動作確認もせずに出品している方もいます。
届いてからその不具合に気づき、最悪使えない場合や修理費用がかかり結局新品を買うのと変わらない値段がかかる場合もあります。
しかも個人間のやり取りだと返品や返金対応が出来ない場合が殆どでここがストア出品と違う所です。
実際にフリマアプリでジャンク端末を仕入れたので、分解して相場よりかなり安い端末がどのような状態なのかを確認していきたいと思います。
相場より安い怪しいジャンクのiPhoneXを仕入れてみた
今回、某フリマアプリにて15,000円で出品されていた怪しいジャンクのiPhoneXを仕入れてみました。
状態はこんな感じです。
・修理が必要、部品取りにお使い下さい。
・ノークレームノーリターン
このような商品説明で出品されていました。
端末の一部が破損して、部品取りに使用、ノークレーム・ノーリターンの品は相場より相当安く出品されていることが殆どです。
実際にiPhoneXの中古相場は3万円~5万円です。
ストアだともう少し高いです。
今回仕入れて修理が必要とのことだったので、画面交換をしてみることに。
ちなみにiPhoneXのジャンク品だと画面破損やバックパネル破損の出品が一番多く、修理すれば使えるようになる端末も多いです。
分解すると画面のシールドが無く、分解・修理された形跡がありました。
これはかなり怪しいです…
新品の画面を仮付けすると
全くタッチが反応しない状態でした。
画面の初期不良も考えられるので、正常なiPhoneXの画面でも確認しましたが残念ながらタッチは反応しません。
端末の内部をよく見ると
基板と本体を留めているネジもありませんでした。
基板も外された形跡があります。
恐らく、出品者は画面交換をして基板のタッチ制御部が破損していることに気づきジャンク端末として出品したのでしょう。
こうなると基板を直さないといけないので、普通の修理店や個人の修理では直すことが出来ません。
今回出品された方は一応「修理が必要・部品取りに使用して下さい。」と書いてあったので、内容としてはセーフですが、「画面交換をしてもタッチが反応しません。」という文言も付け加えて欲しかったのもあります。
(知らなかった場合はもあるので、一概に書いてないことが悪いとは言えません。)
出品者の中には個人の修理屋もいられるので、修理がダメだったらフリマアプリに流してしまうこともあります。
それを部品が必要な修理屋が買うこともあるのでジャンク端末の出品は良いのですが、状態が定かでは無い端末を普通に使用したい方が買うのにはリスクがあります。
次にフリマアプリで中古端末を買う時に見た方が良い項目をご紹介していきます。
フリマアプリで中古のiPhoneを買う時に絶対に確認しておくこと
中古端末を買う時に注意すべき点は以下の4つです。
・端末に残債が無いか
・動作確認内容を事細かく書いているか
・出品者が修理屋でないか
順番に説明していきます。
iPhoneにアクティベーションロックがかかっていれば使用できない
アクティベーションロックとはiPhoneのセキュリティーであり、初期化した時にApple IDとPassを入力しないと使えないように設計されています。
初期化する前に前の使用者が「iPhoneを探すをオフ」にして解除しないとアクティベーションロックは解除されません。
フリマアプリに出品されているiPhoneの中にはアクティベーションロックがかかっている端末が結構多いです。
間違って買ってしまえば、初期画面が進めず使用できない端末となってしまいます。
なのでこのアクティベーションロックの有無は購入前に必ず確認するようにしましょう。
端末に残債が無いか
端末を分割払いで購入してる場合、残債が残っている場合があります。
残債が残っているとネットワーク制限がかかる場合があるので、最悪4G回線での通信が出来なくなることがあります。
残債の有無は商品説明に書いてあることが多いですし、個人でもimeiから調べることが出来ます。
imeiは端末の設定から端末情報で確認出来ます。(全ての端末)
下記のサイトは三大キャリア(Docomo ,au,Softbank)の残債を一括で確認できるサイトです。
imeiを入れると以下の画像のような画面になります。
残債は
・▲→分割払い中(前の購入者が分割払いを辞めてしまうとネットワーク制限がかかる恐れあり)
・×→ネットワーク利用制限中(4G通信不可)
このように振り分けされています。
〇の端末を買うのが一番ですが、△でもしっかり分割払いがされていればネットワーク利用制限がかからないので大丈夫です。しかし、万が一のことを考えて残債無しの端末を買うようにしましょう。
動作確認内容を事細かく書いているか
これは結構重要です。
稀に動作確認を正確にせずに、適当な商品説明で出品している人もいますがこういった出品者からは絶対に買わない方が良いです。
買ってからあの機能な使えない、この機能が使えないなどがあります。
主に確認することは
・端末の傷の箇所や確認用の商品画像が何枚か貼られているか。
・主な機能である通話やカメラ、生体認証(Touch IDやFace ID)が使えるか。
・過去に修理履歴があるかどうか。
となります。
可能であれば
・ノークレーム・ノーリターン品では無いか。(個人出品だと難しいかも)
も確認した方が良いです。
書いてなければ出品者に質問をするようにしましょう。
同時に出品者の過去の取引履歴と評価も確認するようにしましょう。
評価が低い出品者は過去にトラブルがあった出品者です。
出品者が修理屋でないか
ここも重要です。
スマホを出品している中には修理屋を個人で経営している方も多くいます。
今回のように画面割れのジャンク端末や破損端末を自分で修理して使おうと考えている方は出品者が修理屋かどうかを確認した方が良いです。
修理屋の出品者だと修理出来なかった端末をジャンク品として出品したり、格安で中古出品している可能性もあります。
見方としては過去の取引履歴からスマホを多く出品したり、パーツを出品している出品者は修理屋である確率が高いです。
こういった方から破損端末を買うのは同業者以外リスクがあるので、止めた方が良いです。
出来れば少し高くても修理しなくても良い、状態が比較的良い端末を買うようにしましょう。
まとめ
特にiPhoneは新品の端末が高いため、少しでも安い中古端末は人気があります。
しかし、あまりにも安い端末に飛びついてしまうと安物買いの銭失いになってしまう可能性もあります。
中古端末を買うのであれば出来れば店頭で買う、フリマアプリで買うにしても慎重に物を選んで買うようにしましょう!
ジャンク端末と言われている物は今回のようなケースになりかねないので、極力購入は控えた方が良いです。
✔スマライフの公式Youtubeチャンネルにて今回記事にした内容を動画でもご紹介。興味のある方は是非ご視聴下さい!