こんにちは!
スマライフです。
スマホ情報ブログを書きつつ、Youtubeチャンネルでも動画発信をしています。
先日、スマライフのYoutubeチャンネルにて偽物のiPhone11 Proを分解レビューしました。
「偽物のiPhone11 Pro…」
と思う方も多いとは思いますが、実際に外観は殆どiPhone11 Proで中身はAndroidという感じになります。
今回は「偽物のiPhone11 Proの分解して分かったこと」について記事にしていきます!
実際に動画もアップしているので、そちらも合わせて見て頂ければと思います!
偽物のiPhone11 Proとは
まず偽物のiPhone11 Proの外観はこんな感じです。
こちらの偽物のiPhone11 ProはGooPhoneという中国の企業が販売しているものとなります。
リンゴマークが入っていて完全にダメだろ…って感じのデザインです。
化粧箱もめちゃくちゃAppleでしたからね…笑
よく見ると作りは荒っぽいですが、外観だけパッと見せられるとiPhone11 Proその物です。
スペックは以下の通りです。
・CPU:Quad Core
・RAM:1GB
・ROM:16GB
・ディスプレイ:6.5インチ(1280×720)
・カメラ:8.0MP
・バッテリー:2100mAh
・動画撮影:720P
・SDカード:32GB
・SIM:Dual SIM
数年前のスマホのようなスペックをしています。
本物のiPhone11 Proのスペックには遠く及びませんが、フェイク品としては上出来です。
実際にこの偽物のiPhone11 Proをレビューした動画もスマライフのYoutubeチャンネルにアップしているので、興味のある方は是非見てみて下さい。
AndroidOSをカスタマイズし可能な限りiOSに寄せたものとなっているので、電源を付けてもiPhoneのようなデザインです。
しっかりノッチのディスプレイも再現され、動きはスペック的にもっさりしていますが9,500円にしては上出来です。
偽物のiPhone11 Proを分解してみた
では、実際に偽物を分解していこうと思います。
まず、iPhoneは基本的に画面から分解するのですが、こちらの偽物は背面から分解する形でした。
他のAndroidによくあるパターンですね。
ちなみに本物はこんな感じです。
引用:ifixit
開けた感じは
全くの別物ですね。
バッテリーにはPSEマーク表示が無く、見たら分かる粗悪品です笑
ここからどんどん分解していきます。
赤丸で囲った所が三眼カメラなのですが、3つある内の2つはフェイクとなり1つのカメラで撮影をしています。
USBの所も分解してきます。
この偽物のiPhone11 ProはライトニングコネクターでiPhoneと同じ充電ケーブルで充電が可能です。
Androidでライトニングタイプの充電口は私も始めてみました。
もちろん本物はこんなちゃっちい作りはしていないですが、しっかり充電が出来るのでコレ専用に作った充電パーツなど思われます。
バラバラにするとこんな感じです。
CPUとかを覆っているシールドは半田付けされていたので確認は出来なかったですが、基板自体は部品が殆ど実装されておらず、スペック的に妥当な作りでした。
基板をよく見るとSDスロットが確認出来ました。
しかし、こちらは使用できずただの飾りでしたね…
恐らく、他のAndroid機種の基板をそのまま使用している可能性もあります。
外装にあうような基板を見つけてきているかもしれません。
分解のより詳細なレビューはYoutubeチャンネルの動画をご視聴頂ければと思います!
外観はiPhoneで中身はただの動くスマホ
このiPhone11 Proを色々見て検証してみましたが、外観はiPhoneで中身はただの動くスマホでした。
日常的に使うのは勿論無理で、性能的にiPhone5ぐらいではないですかね…
謎にAppleIDとかを入れる所とかもありましたが、怖くて入れれなかったです笑
ただ、中国のコピー技術は凄いと思いました。
著作権的には全然アウトですが、こうして作られるのは凄いと思います。
しかもこのiPhone11 Proは本物が発売される前からあります笑
リークされた情報を元に作られているか完成品の外装データ自体をある程度、極秘で持っていたかです。
本当に外観はそっくりですからね…
使うのは無理ですが、おもちゃとしては良いものではないでしょうか!
日本の市場では出回ってないですが、海外の市場からiPhoneを買う時は注意が必要です。