オワコン?iPhoneの価格を気軽に買えないレベルに何故設定する?

コラム

昨今、スマホは2極化してきています。

格安スマホもしくはハイスペックで高額なスマホ

この2つに大きく分かれます。

 

Appleが出すiPhoneもそうです。

iPhoneX以降、価格が爆発的に上がり10万越えは当たり前でiPhone XSMAXは15万とPCとほとんど大差の無い価格帯となってきました。

なぜ、iPhoneは一般の人が手を出しにくい価格に設定しているのでしょうか?

本日はその理由について考察していきます!

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どうしてiPhone X以降価格が高くなっていったのか?

iPhoneX以降、iPhoneの価格は前モデルに比べて約3割程価格が上昇しました。

しかし、同時期に出されたiPhone8とスペック的にはほとんど大差がありません。

ではなぜ価格が上昇したのでしょうか?

 

その理由の一つに有機ELディスプレイ「Super Retina HDディスプレイ」の採用が関係しています。

有機ELディスプレイは製造コストが高くそもそもパネル自体の原価が通常のディスプレイに比べて高額です。

その分、発色の良さや画素密度が高く、より美しくディスプレイに物体を表示させることができます。

 

有機ディスプレイは製造技術の難易度から、まだまだ製造可能な工場が限られているため、搭載されてあるスマホはどうしても価格が上昇してしまいます。

今後、より低コストで製造されるようになると価格は下がるとは思いますが、そこにまた新しい技術が出てくると結局それが搭載され、価格が下がらないオチにはなりそうですが…笑

 

そして、もう一つ赤外線カメラ、投光イルミネータ、ドットプロジェクタを組み合わせた「TrueDepthカメラ」を搭載し、顔による生体認証システムを可能にしています。

さらにアウトカメラにはデュアルカメラレンズを採用し、カメラ性能も格段に向上させています。

このカメラパーツも製造コストがかかるため、他の指紋センサーやシングルレンズ搭載の前モデルより価格がどうしても上がってしまいます。

 

このようなことからAppleのiPhoneはiPhoneX以降より、製造コストがかかるパーツを使用していることで、価格が10万越えと一般人が手を出しにくい価格となってきています。

では、なぜそこまで価格が向上しているにも関わらずiPhoneは売れるのでしょうか?

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iPhoneの価格が上がっても売れるのはAppleのブランド力

Appleは誰もが知っている、スマートフォンを世に普及させた企業です。

iPhoneの登場で世の中の仕組みが大きく変わりました。

そこで生まれたのがApple信者です。

 

Appleは圧倒的な技術力アイディア力で世界の最先端を走り続けてきました。

しかし、その後GalaxyやSONY,Huawei,AUSUなどが挙ってスマホを開発し始め、いつしかiPhoneより高性能なスマホも登場し始めました。

そこからiPhoneのシェアは落ち始めましたが、Appleには圧倒的なブランド力があるため未だに人気があります。

 

技術も他の企業が先に始めたものでも、Appleは「これが世界最先端の技術です。」とプレゼンするのが非常に上手いため、世の中の人は他のスマホに前々から当たり前のようにある技術でも最先端かのように感じてしまいます。

 

ここがAppleの凄い所だと思います。

もちろん、技術的にも洗練され同じ技術でも他のスマホを凌ぐ性能があるのも事実です。

なので、iPhoneがいくら高額になろうと売れ続けるのです。

 

そして、ここまでブランド力のある企業だと価格を下げて低価格なモデルを出していく価格競争をしない方がいいのも事実です。

Appleが低価格スマホを例えば3万円ぐらいのiPhoneを出すと、世の中のAppleファンは離れていってしまう可能性もあります。

 

あくまで推測ですが、Appleは価格ではなく常に世界最先端である続けるための技術力洗練されたデザインを追い続けることが企業コンセプトになっているかと思われます。

なので、Appleが極端な低価格モデルを出すことは今後ないでしょう。

では、iPhoneが高くて買えない人はどういったスマホを買えばいいのでしょうか?

低価格でもスペックの高いスマホは存在する!

Appleは違いますが、他の企業はスマホの価格競争に入っています。

代表例がHuaweiOPPOです。

 

Androidスマホはハイスペックモデルから低価格なミドルスペックまで幅広いモデルがあります。

昨今は低価格でも十分通用するスペックがあるスマホも多く存在します。

いわゆるiPhoneのパクリみたいなモデルですね笑

 

デザインや形状がiPhone Xほぼそのまんまみたいなものも存在するぐらいです。

しかし、中国の技術力がiPhoneに引けを取らないスペックを実現しています。

 

3万円あればお釣りが来るぐらいのスマホでかなりスペック的に良いものが購入できます。

以前に記事にもまとめているので、そちらもご覧下さい。

コスパ最強!3万円以下で買える格安スマホおすすめランキング!
2019年も1か月を過ぎ、月日が経つのが早いと年々感じます。 もうすぐ春が来て、皆さん新年度ということもありスマホを買い替える季節ではないでしょうか? "iPhone,Xperia,Huawei,Zenfone,...

 

格安のスマホを見ているとやはりApple製品にはブランド料(ブランド力)が乗っているような気がします。

しかし、それでも売れ続けるiPhoneは凄いです笑

Appleは価格で戦っていないのが目に見えて分かります。

ある意味、Appleの製品には洗脳される何かが眠っているような気さえします。