こんにちは!
スマライフです。
スマホ情報ブログを書きつつ、Youtubeチャンネルでも動画配信をしています。
本日は「スマホケースをつけないで使用するのがどれだけ危険か?」を詳しく解説していきます。
ケースをつけない、いわゆる”裸族”と呼ばれる人たちです。デザイン面を重視してあえてケースをつけない人たちを指します。
私も一時期この裸族と呼ばれるケースをつけない住民だったのですが、やはりケースはどう考えても必須です。
修理屋目線で「スマホケースをつけないことによって起こるリスク」と「どうしても付けたくない場合にやるべきこと」をご紹介していきます。
スマホのケースを付けないで使用して起こる危険なこと
スマホケースを付けないで使用すると起こることは2つあります。
画面や背面パネルの破損
これは皆さん、想像が付くと思いますがケースを付けずに落下をさせると画面が割れたり、背面がガラス製だとガラスの破損、カメラレンズの破損にも繋がります。
最近のスマートフォンは元々が強固な作りにはなってきていますが、やはりケースで守ってあげないと壊れてしまう可能性が高くなります。
できれば、耐衝撃性や衝撃吸収性があるシリコン製のケースをオススメします。
あとは側面が落下などによって傷ついたりすると、機種変更をする際に使用していたスマホを下取りに出すと、査定価格が大幅に下がってしまいます。
そうした面からもケースに付けてしっかりスマホを守って上げる必要があります。
ガラスフィルムを貼ってあげると尚良しです。

衝撃が蓄積されることによる不具合
上記で紹介した目に見える破損は分かりやすいですが、目に見えない破損も中にはあります。
スマホを裸の状態で、何度も落下させ運良くどこも損傷してなくても内部のメイン基板等に衝撃が蓄積されていきます。
長年使用しているスマホの中には内部のネジが取れていたり、緩まってしまっているものもあります。こうした小さなダメージが蓄積してくると最終的に大きな不具合として出る事があります。
よくある故障例としては「電源が入らなくなる」、「充電ができなくなる」、「カメラが故障する」などです。私も修理屋で働いていてこうした不具合に悩まされている端末を多く見てきました。
そして、そうなってしまう端末に多いのがケースに入れていないパターンです。
最初はケースに入れていたが、少し傷が入って以降どうてもよくなってケースに入れなくなってしまうと、外見上は綺麗でも中が痛んでしまいます。
最悪の場合、メイン基板が破損して起動ができなくなってしまう等の、致命的な不具合になってしまう可能性もありますので、やはりケースへ入れることは非常に重要です。
ケースにどうしても入れたくない場合にやるべき事
それでもスマホをケースにどうしても入れたくない場合は、以下の事をしっかり行ってください。
定期的なデータバックアップを取る
上記でもご説明したようにケースに入れないと、落下や衝撃で壊れてしまう可能性が非常に高くなります。
一番多いのは画面割れですが、ただ割れるだけならまだしも最近のスマホには有機ELディスプレイが使用され、この有機ELは衝撃に非常に弱く壊れると画面が真っ暗になることがあります。

画面が真っ暗になると勿論、修理するしか方法は無いのですが、メーカーなどで修理する場合はデータが消えてしまう可能性があります。
あとは、ダメージの蓄積によって起動不良などの致命的な不具合が起こる場合もあり、そのような場合はメーカー修理だと間違いなくデータが飛んでしまいます。
ケースに付けていても定期的なバックアップは重要なのですが、付けない場合はよりこまめなデータのバックアップをオススメします。
スマホの保険サービスに加入する
ケースに付けないと壊れるリスクが上がってしまうため、スマホの保険サービスへの加入を推奨します。
メーカーやキャリアの保険サービスでも良いのですが、私はスマホ保険の専用サービスの利用を勧めます。
スマライフの記事でも何回か紹介してますが、月額700円で端末3台を年間10万円までの修理費用を保証してくれる「モバイル保険」がオススメです。

これが何故オススメかというと、上記で紹介した「画面が映らない」、「電源が入らない」等の致命的な不具合に関してはメーカー修理だとデータが消えてしまう可能性があります。
もちろん、バックアップを取って入ればメーカーやキャリアの保証サービスで、”端末交換”をしてもらうのも全然良いのですが、もし取ってなければメーカー外の非正規の修理店で修理をお願いするしかありません。
私もメーカー以外の修理屋で働いていますが、非正規店では重度の損傷でもパーツ交換のみを行い、内部のデータは基本的に維持が可能です。
しかし、メーカーやキャリアの保証サービスが利用できないので、全額自己負担と通常はなるのですが、モバイル保険等の専用の保証サービスに加入していれば、非正規店の修理サービスでも保険がききます。
メーカー修理でもモバイル保険は使えるので、もしケースを付けずに使用する場合はこうしたサービスへ加入することで、より安全に使用することが可能です。
まとめ
ケースを付ける付けないは個人の自由ではありますが、壊さないためにもしっかりケースの取り付けは行った方が良いです。
最近のスマホは高価な端末も多く存在するので、壊れてしまった時の修理費用もバカになりません。
たった数千円の出費で数万円の端末を守れるとなると、お得ではないでしょうか。