iPhoneの充電が遅い場合はUSB PDを使い急速充電しよう!

コラム

iPhoneの充電が遅いと感じたことはありませんか?

 

出先で充電が無くなり、早く充電して待ち合わせに行かなければならない!

という状況、スマホを持っている皆さんなら一度は経験があるでしょう。

 

そんな時、USB PD対応製品を使うとお使いのiPhoneを高速で充電ができます!

その充電速度は純正の付属充電器の約2~2.5倍。

本日は「USB PDによる充電」について見ていきましょう!

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USB PDとは?

USB PDとは「USB Power Delivery」の略であり、最先端の充電規格です。

 

USB PDの給電能力は最大100Wとなり、通常の充電器は5Wでの供給が標準ですので、その能力はおよそ20倍です。

給電のパワーが強いということは充電までの時間が短くなるということです。

 

残念ながら現在発売されている、PCやスマートフォンは100Wの供給には対応しておりませんので、その性能を最大限にまで活かすことは出来ません。

しかし、そのデバイスが持つ給電能力の最大値までUSB PDを使用すれば出すことが可能です。

 

参考までに従来の充電器とUSB PDを使用した充電能力にはどれほどの差があるのでしょうか?

・iPhone8がフル充電するまでの時間
従来製品:145分 USB PD:110分
・iPad Proがフル充電するまでの時間
従来製品:630分 USB PD:120分
・MacBook Proがフル充電するまでの時間
従来製品:930分  USB PD:170分

給電可能なW数が多いほど従来製品との差は広がります。

 

USB PDの能力を最大限発揮するには「充電するデバイスがUSB PDに対応してるかどうか」「充電に使うモバイルバッテリーやUSB急速充電器」「その2つを繋ぐケーブル」の3点が必要となります。

どれか一つでも欠けてしまうと能力が発揮されません。

 

では、iPhoneシリーズだとどうでしょうか?

USB PD対応のiPhone

iPhoneでUSB PDの急速充電に対応しているのが、iPhone8以降の機種となります。

iPhone8以前の機種はデバイスがUSB PDに対応していないため、急速充電の環境が整っていても早く充電されることはありません。

 

もう2つ条件があり

・Appleの認証を受けたUSB-Cケーブルを使用
・USB PD対応の電源アダプタを使用

も必要となってきます。

 

Appleの認証を受けたUSB-CケーブルはApple公式で発売されています。

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サードパーティ製(互換品)も現在では発売されていますが、純正品が最も安定します。

 

そして、USB PD対応の電源アダプターも必要となってきます。

これも純正品が発売されています。

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もう少し高いW数もあるのですが、30W程がiPhoneの急速給電能力の最大値となるので、これ以上は必要ないでしょう。

PCの充電も兼ねてでしたら、もう少し上の物でもいいでしょう!

 

これもサードパーティ製が発売されています。

サードパーティ製を買う際はUSB PD(急速充電)対応でW数が高いものを選びましょう!

 

この2つを用いれば、iPhoneXなら30分で50%まで充電を回復することが可能です。

通常の5Wの純正品であれば、60~70分ほどかかります。

 

もちろん、モバイルバッテリーでも出力が高い(W数が高い)ものとUSB PD対応の充電ケーブルを用いれば急速充電が可能です。

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USB PD充電によるバッテリー寿命への影響は?

高速充電は一般的にバッテリーの寿命に影響されるとされていますが、USB PD対応のデバイスはそもそもその給電能力に耐えれるように設計されています。

なので、急速充電を繰り返してもバッテリー寿命への影響は通常の充電と変わりありません。

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しかし、使用している充電器やケーブルが粗悪なものですと、バッテリーへの影響もあるかもしれません。

買う時は信頼性の高い製品もしくは純正を買うのがベターでしょう!

まとめ

このようにUSB PDを用いればお使いのデバイスを高速で充電することが可能です。

初期投資が少しかかりますが、1つ持っていれば今後増えるUSB PD対応製品に対応することが可能です。

いずれさらに高いW数の給電能力に対応していけば、もっと充電時間が短くなるでしょう!

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