こんにちは!
スマライフです。
スマホ情報ブログを書きつつ、Youtubeチャンネルでも動画配信をしています。
スマホ社会の現代、仕事もプライベートもスマホを常に肌身離さず皆さん持っていますよね。
ゲームをしたり友達と電話やLINEをしたり、仕事で資料を確認したりと無ければもう生活ができない人は多いはずです。
そんな、スマホ時代に欠かせないのがモバイルバッテリーです。
出先で電池が切れてしまうことだけは避けたいので、持っている方は多いと思います。
このモバイルバッテリーですが、色んなメーカーが多くの製品を出していますが、一部のサイトで粗悪品も出回っています。
比較的安くて大容量のモバイルバッテリーも多くなっている中、そういった粗悪品を見分けるのが難しくなってきました。
今回は「実際に粗悪品のモバイルバッテリーを買いその実容量の計測」と「粗悪品を買わないための対処法」をご紹介していきます。
モバイルバッテリーの実容量とは?
では、本題に入る前にモバイルバッテリーの実容量について解説をしていきます。
モバイルバッテリーの容量は表記容量と実容量(定格容量)があります。
例えば、10000mAhと書いてあるバッテリー容量は実際に10000mAh使用できる訳ではありません。
バッテリー自体の容量は10000mAhなのですが、バッテリーの出力電圧からUSBなどの出力電圧に変換するのに、どうしてもロスが発生してしまいます。
一般的なモバイルバッテリーはDC-DC変換器により3.7V(バッテリー出力電圧)から5.0V(USB出力電圧)へ昇圧しなければなりません。ここで変換ロスが発生するので、表記容量の70%程が実容量となります。
なので、10000mAhのモバイルバッテリーであれば、その70%の7000mAhが実際の容量となります。
例えば2000mAhのバッテリーを積んだスマホを10000mAhのモバイルバッテリーを使えば5回充電できると思いがちですが、実際は3.5回ほどかそれより少ない充電回数となります。
なので、モバイルバッテリーを買う時の目安として表記容量に×0.7をした容量が実容量となります。
メルカリで販売されている容量詐欺のモバイルバッテリー
ここから本題に入ります。
現在、多くのサイトでモバイルバッテリーが販売されており、種類も様々です。
中には超大容量・超格安で販売されているモバイルバッテリーも多くあります。
まずは今回買ったモバイルバッテリーを見ていただきます。
50000mAhで2,000円を切るという脅威の安さで出品されています。
如何にも怪しいと知っている人なら分かりますが、知らない人からするとこれが詐欺がどうかも分からないと思います。
今回はこのモバイルバッテリーを実際に購入し、実容量と分解をして中身を確認してみた動画をスマライフのYoutubeチャンネルに上げていますので、まずはそちらで確認してもらえてばと思います。
このように表記容量と実容量に大きな差があるのが、見て取れます。
そもそも50000mAhのバッテリーを積んだモバイルバッテリーがこんなに小さいはずがありません。
もっと大きく手のひらサイズには間違いなく収まらないサイズ感となります。
値段もこの容量だと安くても1万円〜2万円ぐらいの相場感となります。
このようなモバイルバッテリーがメルカリだけでは無く、様々なサイトで販売がされていますし、意外と購入者が多いのも問題です。
では、続いてこのような詐欺商品に騙されないようにする方法をご紹介していきます。
モバイルバッテリーの容量詐欺に合わないための対処法
では、詐欺商品に合わないための対処法を書いていきます。
バッテリー容量に対する相場感を考える
今回のように50000mAhの相場感は1万円〜2万円となりますが、販売価格は2,000円程と相場に比べて1/5程の価格帯となります。
このように一般的な相場を調べてその価格よりも極端に安い商品は殆どが詐欺です。
その相場の調べ方が少し難しいですが、Ankerと呼ばれるモバイルバッテリーで有名なメーカーがあります。このメーカーが販売しているモバイルバッテリーの相場と見比べるのが良いかもしれません。
Ankerの10000mAhのモバイルバッテリーは3,000円前後で発売がされており、コスパはかなり良いです。この値段よりも大き下回っているモバイルバッテリーは正直怪しいです。
というより、もうAnker製品を買ってしまえば安心なんですけどね…
フリマからの購入は極力避けた方が良い
今回はメルカリで購入をしましたが、メルカリは基本的に誰でも出品することが可能なので、中華マーケットから仕入れた無名メーカーの商品が販売されていることも多くあります。
もちろん、全てが全てがそうではないですが、極力Amazonやヨドバシ.com、実店舗などからの購入をオススメします。
フリマサイトで購入した人の殆どがモバイルバッテリーに対しての知識があまりなく、騙されていると気づいて無い方も多いです。なので、今回の商品も結構売れていましたし、出品者の評価も別に悪い訳では無かったのですが、これは購入した多くの人が容量詐欺に気づいていないのが原因です。
なので、極力フリマサイトからの購入は避けましょう。
まとめ
モバイルバッテリーだけでなく、このような詐欺商品は他のジャンルでもあります。
誰でも簡単に物を売れる時代になったからこそ、このような商品が簡単に出回ってしまいます。
なので、こういったガジェット系のアイテムを購入する時も、なるべくしっかりと名の通っているメーカーから購入するようにしてください。
安いからといって飛びついてしまうと、安物買いの銭失いになってしまう可能性もあります。
是非、この記事を参考に気をつけていただければと思います!