iPhoneを購入から1~2年経ち、バッテリーの減りが早いと感じたことはありませんか?
体感で少し早く感じてもそれは感覚でしかありません。
まだそこまで劣化していないのに交換してしまうと勿体ないです。
iPhoneには純正でバッテリーの状態を確認する方法があり、それを目安に交換時期を把握出来ます。
今回は「iPhoneのバッテリーの状態を調べ、交換時期を把握する方法」をご紹介していきます!
iPhoneのバッテリーの状態を確認する方法
iPhoneのバッテリーの状態は設定画面から確認出来ます。
まず設定を開き、バッテリーをタップ
次にバッテリーの状態をクリック
ここをタップするとバッテリーの状態が確認出来ます。
ここに現在の最大容量が表示されます。
ここが例えば「80%」と表示されていれば、元の容量の80%程まで低下していることになります。
1000mAhのバッテリーなら、800mAhとなります。
バッテリーの容量は100mAh程低下すると体感で早いと感じてきます。
iPhoneXならバッテリー容量が約2700mAhなので、2600mAhになると体感で早いと感じます。
なので、パーセンテージにすると96%ぐらいになっていると早いと感じるでしょう。
しかし、まだ交換時期ではありません。
では、どのぐらいの容量まで低下すれば交換時期に入るのでしょうか?
iPhoneのバッテリー状態確認後、交換時期を見極める方法
iPhoneの容量はバッテリーの状態を確認し、およそ80%程まで低下していれば交換時期に入ってきます。
この容量まで低下するには約2年程となります。
使用状況によっては2年未満でなることもあります。
そして、交換時期が近づいてある一定の容量を下回ると、バッテリー状態を確認する画面にて
「iPhoneのバッテリーの点検修理が必要になる可能性があります」
と表示されることがあります。
この画面が表示されるとすぐに問題は出ないですが、近い内の交換が必須となってきます。
ここで、もしバッテリーを交換しないまま使用すると次のようなことが起こります。
iPhoneのバッテリーを交換時期を過ぎて使用した場合に起こること
iPhoneのバッテリーは劣化すると、最大瞬時給電能力(ピーク電力)も低下し使用してる際に突然シャットダウンをしたりなどの不具合が発生することがあります。
一度発生するとiPhone側でソフトウェアが突然のシャットダウンを防ぐため、ピークパフォーマンスを低下させ、シャットダウンを防ぐような設計になっています。
ピークパフォーマンスが低下すると以下のことが起こります。
・画面スクロールにちらつきが出る
・バックライトが暗くなる
・スピーカーの音量が小さくなる
・アプリの動作がもたつく
・バックグラウンド更新が停止
・カメラのフラッシュが利用できない
最悪の場合、起動できなくなる可能性もあります。
ピークパフォーマンスの低下を無効にすることも出来ますが、それをするとまた突然シャットダウンする現象が起こります。
iPhoneのパフォーマンスを最大限に引き出すには劣化したバッテリーの交換は必須です。
では、どこでバッテリーを交換すればいいのでしょうか?
iPhoneのバッテリーを交換する方法
iPhoneのバッテリーを交換する方法は2種類あります。
iPhoneのバッテリーをApple正規店で交換する
iPhoneのバッテリーをAppleストアで交換する場合、AppleCare+に入っていれば無料で保証対象外の場合でも5,400円~交換が出来ます。
予約すれば、その場で修理して返却されることもありますがパーツ在庫や本体の状態によってはAppleのリペアセンターに送られる場合があります。
その場合は7~10日程時間がかかるので、時間が無い人は次の方法を試して下さい。
iPhoneのバッテリー交換を専門の修理業者に依頼をする
Apple以外で修理するのであれば、非正規の専門修理業者に依頼をして下さい。
「iPhone バッテリー 交換」、「iPhone 修理」などで調べてもらえれば検索にヒットします。
どのお店に行けばいいか迷った時は検索上位にきている、ある程度実績があるお店に依頼をしましょう!
こういったお店では基本的に即日でデータも消さずに修理をすることが可能ですので、Appleで時間がかかると言われたり場合に利用するのがいいです。
料金はAppleより少し高めかそれ以下で修理することが可能です!
しかし、非正規修理業者で修理を受けると公式のサポートが受けれなくなるのでそこだけ注意して下さい!
バッテリーは本体を動かし、パフォーマンスを維持するための大切な部品です。
iPhoneの部品の中では最も早く経年劣化してしまう部品となりますので、交換時期が来れば何かトラブルになる前に交換をしましょう!