こんにちは!
スマライフです。
スマホ情報ブログを書きつつ、Youtubeチャンネルでも動画配信をしています。
以前、ラクマにて怪しいAirPods Proを購入しました。
実は結構前にも中華サイトより偽物のAirPods Proを購入し、レビューをしたのですが、偽物のクオリティーが2021年に入って格段に上がったので、改めて記事にしようと思います。
一昔前までは「コピー品・偽物」という扱いだったにですが、遂にスーパーコピー品にまで進化をし、判別が至難の業になっています。
今回はスマライフで行った「偽物のレビュー・本体の分解」を元にスーパーコピー品のAirPods Proを徹底解剖していきます。
フリマサイトに普通に売られている偽物のAirPods Pro
基本的に中華サイトでしか販売がされてこなかったAirPods Proの偽物ですが、ここ最近では日本のフリマサイト「メルカリ・ラクマ」などにも出品されるようになりました。
メルカリはある程度、規制が効いているため数は少ないですが、ラクマは偽物の温床となっています。
このように1分おきに偽物のAirPodsProが、出品されるような状況も過去にはありました。
これは明らかに偽物ではあるのですが、私が買った偽物のAirPods Proの商品ページはこちらになります。
少し怪しい感じはありますが、比較的普通の商品ページではあります。
商品ページには「アップル純正の国内正規品」、「新品未開封」と買いてありました。
同じような商品が結構売れており、相場より安い値段で売られているので、見た人はそのまま飛びついて買ってしまう人も多いと思います。
今回は私も同じく買ってみて、正規ルートで購入したAirPodsProと比較してみることにしました。
偽物のAirPodsProと本物のAirPodsProを徹底比較
では、実際に届いたAirPods Proを開封していきます。
まずはこちらのスマライフの公式Youtubeチャンネルで紹介した動画を見てください。
この動画で確認すると、機能面では純正品と全く同じでした。
AirPods Proを持っている他の人に試してもらっても全く分からず、数日交互につけていきましたが、ややノイズはあるものの、純正品と大差無く使用が可能でした。
アプリ上での操作も全く問題がなく、偽物というにはふさわしく無い完成度でした。
過去の偽物ではノイズキャンセルが使えなかった、外部音取り込みも出来ず、明らかに偽物クオリティーでした。
動画上でも紹介しましたが、シリアル検索を行ってもAppleの公式ページでしっかり表示されるような状態です。
過去にスマホを含め様々な偽物を調査してきた僕も、このAirPods Proは本物で「新品未開封詐欺」と判断させていただきました。
新品の純正AirPodsProと偽って、中古品を再梱包したとこの段階では思っていたのですが、先程の動画を上げてからコメントにて、「やはり偽物の可能性がある」といただき、ここから更に詳しく調査をするために、このAirPodsProを分解していくことにしました。
偽物のAirPodsProを分解し真相を探る
では、実際に買ったAirPodsProを分解し中身を確認していきます。
正直、ここ最近で一番ビックリしたかもしれません。
まさかの偽物でした。
ここまで精巧に作られた偽物が出回っていることに驚愕しました。
動画上でも紹介をしましたが、中華サイトではこの偽物AirPodsProに使用されている基板が販売されています。
このパーツを使用することで、OSや各種機能(ノイズキャンセル・外部取り込み・空間オーディオ・感圧センサー)が全て利用可能になります。
ここまでいくとコピー品に留まらず、スーパーコピー品の域に達しています。
値段も2,500円程度と基板単体だとかなり格安で売られています。
偽物と本物のAirPodsProの見分け方
正直、ここまでのクオリティーを出されると見分けるには、ほぼ不可能に近いです。
シリアルで検索してAppleのページで出てこなければ、模造品と判別も出来るのですが、シリアルまで偽装されているため、ここでは判別が出来ません。
実際に手に取っても全くわからないレベルなので、商品ページの画像だけで判断するのは出来ません。
そこで、騙されない方法はたった1つです。
AirPodsなどのApple製品は正規ルートで購入をする
AirPodsなどのApple製品は模造品が出回りやすく、ユーザー数も多いので偽物の進化がかなり早い上に、精巧に作られることがあります。
なので、フリマサイトなどで購入をする時にはかなり慎重に行わなければなりません。
さすがにiPhoneやMacbookなどはあまり偽物はありませんが、AirPodsや充電器などは比較的偽物が多い傾向にあります。
フリマサイトで購入する時は、公式の販売価格よりも安い値段で出されている商品に手を出さないのがベストです。
そして、なるべくAppleからの直販で購入をするようにしてください。
まとめ
誰でも簡単に物を売れる時代になったからこそ、このような模造品も世の中に出回りやすくなりました。
ガジェットだけで無く、有名なハイブランドの模造品も最近よく出回ってますよね。
この辺に関しては国内輸入の段階で規制がかかり、入ってこない場合もあるのですが、ガジェット類に関してはまだまだ規制が緩い上に、今回のように偽物だと判断するのが難しいレベルまでにきている商品もあります。
安く物を手にれることも良いですが、お金は多少かかっても正規ルートから買うようにしてください。
この記事を読んで少しでも騙される人が減れば良いと思っているので、もし周りで知らない人がいれば是非この記事で読んだことを伝えてあげてください!